尾上松也 無料配信コンテンツ増加での葛藤明かす「切り替えていくタイミングがないと」
2020年05月13日 11:23
芸能
ムロは「自分だけの密かな楽しみ」として「やっぱりね どしてもしたい ライブがね」の川柳を発表。「生で何かやることで生きてきたんだなと身につまされまして…」とムロ。SNSでのライブ配信を毎日やっていることを明かし、「演技はできないんですけど、人前に立つ人間としてライブをやったら、それが実は楽しみになっている。夜寝る前、朝ご飯よりも楽しみ」といい、「ライブをやる、舞台をやる、歌舞伎をやる、コントをやるって時に、お客さんがいないと(自分が)こんなにもいなくていい人間なのかもしれないと思ったり、できるのにできない歯がゆさ、したいのにできない歯がゆさと…考えちゃう」と続けた。
この話に、松也は「この生活が始まった時は、皆さんに元気をどうやったら見てもらえるかを考えていたが、長くなってくるとそこだけではない。僕たちもお金を出して、見ていただくために磨いているところもある。こういうご時世だからといって、いろんなところで無料で見せたりとかすることもたくさんあるけれども、突き詰めていくと、そこもどこまですべきが考えることがある」と外出自粛生活が続く中で増えた無料配信についての複雑な思いを吐露。「見てもらうことで元気を与えることもあるし、僕たちも好きな職業を守るためにもどこかで切り替えていくタイミングがないと…。僕らのやる意味もどこかに行っちゃうんじゃないかという、気もします」と続けた。
ムロは「1つの答えじゃないと思う」とし「(無料配信を)絶対にやらないって人たちがいるから、活きることもあるし、あの人たちがいるから、絶対にそこは生で、客席に座ろうという人たちも増えると思う。(やり方は)1種類じゃないほうがいいよね」と応じた。
塚地も「難しいよね」としみじみ。「劇場に足を運んでもらうということの重要性も、配信で無くなっちゃうかもしれないというのもあるから、本当にわからない」とし、この日もリモート飲み会での番組というスタイルだが、「これすらも知らなかったスタイル」と“変化”を痛感しているようだった。