デーモン閣下 勝武士さん訃報に「哀悼の意を心から」 高田川親方と30年来の親交
2020年05月14日 09:53
芸能
「実は吾輩はきのう今日、高田川親方に今回の件で見舞いの連絡はまだ行っていない。多分、彼の性格からして『返事を送らなくては』となるであろうから。きっと今は女将さんを含めそれどころではないであろうから。報道を見るに『親方のコメント』すら出てこない状況、ということでもある」と親交がある高田川親方のショックをおもんばかった。
「故人は大相撲入門前の恩師に『稽古熱心で何事にも一所懸命。体が小さいぶん、人の倍は稽古をしていた』とか、先代の師匠に『真面目な子。仕事に関しては無口で黙々とこなしていた』と評され、かつ『初っ切り』などの大相撲の興行(での催し)で人気者であった。八角理事長(元横綱北勝海)の協会を通してのコメントも胸に刺さるものであった。辛いね」と記した。
「ちょっと冷静に。まず、新型コロナCOVID-19感染で大相撲力士が亡くなったのは初めてであるが、そもそも『国内で20代の死亡は年齢が明らかになっている中では初とみられる』ということも重大なポイントである。故人が糖尿病という持病を持っていたということも、吾輩は専門家ではないが、きっと関係があるのではないかと思っている」とも。「三月場所を無観客で実施したこと、五月場所は中止。七月場所に関して…について、吾輩は本日この場で言及を遠慮する」とした。
そのうえで「さて、故人の死を無駄にしないためにも、我々はこういう事態が訪れる度に『未来に生かさねば』ならない。今回は、自分の体の(感染しているのかしていないのかは不明でも)メンテナンスだ。特に、リスクのある『何か』を持っている人は、年齢や『鍛えている』に関わらず、その注意に勤しまねばならないということ。心に刻んで明日から…今日から生きてゆかねばならぬ」と訴えた。
勝武士さんは先月10日に陽性と判定され、同19日から集中治療室で治療を受けていた。