古市憲寿氏「今みんなが政府を信じられてない」「そこで誰を信じるか」

2020年05月14日 10:25

芸能

古市憲寿氏「今みんなが政府を信じられてない」「そこで誰を信じるか」
フジテレビ社屋 Photo By スポニチ
 社会学者の古市憲寿氏(35)が14日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。検察官の定年延長を含む国家公務員法改正案について言及した。
 古市氏は「みんなの怒りの声って“なんで今なのか”っていうことで、そこを突き詰めると政府に対する信頼感のなさであって、本体は検察って組織を政府がチェックするって別に悪いことじゃないはずなんだけど、今みんなが政府を信じられてない」と指摘した。

 その上で「でもそこで誰を信じるかってすごい難しい問題で、本当は国民から選ばれた国会議員のことを信じるって本当はシンプルなんだけれども、でもなぜか選挙で選ばれた国会議員が今信頼されていないっていう段階で、でも選挙はあるわけじゃないですか。そこの中で誰を信じればいいのか、難しい問題」と話した。

 検察庁法改正をめぐっては、安倍政権に近いとされる黒川弘務東京高検検事長(63)の定年問題を念頭に、改正に抗議意思を示す活動がSNS上で広がるなど世論の強い批判が出ているが、与党は週内に委員会、本会議で採決して衆院通過させる構えを崩していない。
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