岡田晴恵教授 大相撲力士の感染対策「非常に大変だと思う」 持病や集団生活も
2020年05月14日 11:38
芸能
岡田教授は「この方、コロナで亡くなったというよりも新型コロナの医療態勢の不備で亡くなってしまったというイメージですね。電話がつながらない、病院はたらい回し、救急になってもなかなか受け手がないと」と指摘。その上で「結局この時期、発熱というだけでコロナを疑われて1次救急、2次救急断られて3次救急に行って3次救急で院内感染がという所がありました」とし、「20代でも致死率0・2%あるんですが、基礎疾患がおありだったわけですから、どうしてこんなに病院に入れなかったんだろうというふうには思います」と話した。
そして「都内の病院なんかでも空きベッドをコロナのために確保するってものすごく財政的にも負担が大きいんですね。ですから診療報酬2倍じゃなくて、ドイツ並みに空きベッドのための報酬を国がもっと考えるべきだっとろうと。そうするとコロナを拒否するってことが減っていたんではないかということです」と持論さらに、力士たちの感染対策について「幕下の方たちは集団生活でいますし、そのことは濃厚接触ですし、国技ですけど糖尿病とか肥満とかを抱えるスポーツでございますので非常に感染対策が大変だと思う」と自らの考えを述べた。