ボビー・オロゴン容疑者 暴行の疑いで逮捕「やっていない」と否認
2020年05月17日 05:30
芸能
ナイジェリア出身のボビー容疑者は日本で2001年からタレント活動。独特の語り口で人気を博した。格闘家でもあり、05年の「K―1 Dynamite!!」では曙と戦い3―0で判定勝利している。
06年には、当時の所属事務所で出演料を巡り暴れたとして書類送検(のち起訴猶予)されたこともある。机や椅子を投げ飛ばし、社長の胸ぐらをつかんだなどの大立ち回りが報じられたが、その時も「暴れていない」などと釈明していた。
近所の住民はボビー容疑者について「穏やかな人。普段からもめるようなことはなかった」と話した。「奥さんもお子さんもいい人で、叫び声などは聞こえたことがない」という。
新型コロナウイルス対策の外出自粛などのストレスから、世界的にドメスティックバイオレンス(DV)の急増が報告されている。ボビー容疑者は、この日、自宅で一家そろって過ごしていた。県警はボビー容疑者の暴行が常習的に行われていたのか、またはコロナの影響があったのか、慎重に捜査を進めている。
◆ボビー・オロゴン 本名近田(こんだ)ボビー。1966年4月8日生まれ、ナイジェリア出身の54歳。95年に父親の仕事を手伝うため初来日。01年にTBS「さんまのスーパーからくりTV」に出演。ちぐはぐな日本語を話す天然キャラでブレーク。タレント活動のほか、04年には格闘家としてK―1デビューを果たす。07年に日本国籍取得。1メートル82、92キロ。