記録係いなくても…天井カメラとAIで棋譜を自動記録 3密も回避
2020年05月17日 05:30
芸能
対局場に設置済みの天井カメラを通じて盤上の進行を解析し、自動的に棋譜として残すシステム。この日は時間計測運用が不安定になる症状が頻発したが、一方で盤面の読み取りによる棋譜の自動記録はほぼスムーズに行われた。
初期トラブルの発生はあったものの、記録係不在で対局場の密状態が軽減されるため、開発時には全く想定していなかった新型コロナウイルス対策として利点も生まれている。鈴木大介理事は「これまで3人一組の対局が2人になる。年内には半分以上の対局で採用したい」と期待していた。