志村さんの愛車 ファンが乗り継ぐ 新車なら最低5千万円 付き人3人の退職金代わりに売却
2020年05月17日 05:30
芸能
長く愛用していただけに、13年で走行した距離は約14万キロに及ぶ。だが正規ディーラーが定期的にメンテナンスしており、乗ったことがある人は「とても奇麗に手入れされていた」と明かした。市場価格は1000万円前後とみられる。
スポニチ本紙の取材では、志村さんの親族がディーラーに売却を相談。関係者は「一般人が容易に乗りこなせる車ではないため、志村さんを支えた付き人3人の退職金代わりにと売却を決めたようです」と話している。10人以上が購入に名乗りを上げ、その中から男性ファンが乗り継ぐことに決まった。
ディーラーの社長は16日、取材に対して「個人情報に関わることなので、何もお答えできません」と話した。関係者は「購入したのは日本の西の方に住むファンの男性と聞いている」と話している。
▽ファントム 英ロールス・ロイスが1929年に発売。同社を買収したドイツのBMWが2003年、第7世代を発売した。ロールス・ロイスの最高級サルーン。パルテノン神殿をモチーフにしたデザインと観音開きのドアが特徴。第7世代の総排気量は6749cc。日本の芸能人ではビートたけし、美川憲一が所有していたとされる。現在は第8世代。
《10日に親族で法要 16日が四十九日》16日は志村さんの四十九日。兄・知之さんは東村山市の自宅でインターホン越しに「10日に親族で(四十九日の)法要を終えました」と、すでに済ませたことを明かした。「市内のお墓に納骨も済ませました」とも話した。