単行本の累計発行部数が6000万部を突破した大ヒット漫画「鬼滅の刃」が、18日発売の週刊少年ジャンプ(集英社)で最終回を迎えた。人気絶頂の中での完結により、ブームが過熱するのは必至だ。
日本の漫画単行本の累計発行部数最多は、鬼滅と同じジャンプの看板作品「ワンピース」で4億7000万部(96巻)を突破。次いで「ゴルゴ13」(196巻、2億8000万部)、「ドラゴンボール」(42巻、2億5000万部)などが続く。6000万部は歴代30位前後だが、20巻時点で比べると「スラムダンク」「進撃の巨人」などと同じ史上最速ペース。数字の上でも令和初の国民的ヒット漫画と言えそうだ。