集英社発行の漫画誌「週刊少年ジャンプ」で2016年2月に始まった吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さん作の人気連載「鬼滅の刃」が、18日に発売の同誌24号で完結した。早朝から、コンビニ店などで同誌を購入するファンも多く、ネット上には「朝5時なのに売り切れそう」などの報告が見られた。
大正時代を舞台に、家族を鬼に殺された少年竈門(かまど)炭治郎が、生き残ったものの鬼となった妹を人間に戻すため、鬼と闘う物語。19年のテレビアニメ化が人気に拍車を掛け、最新の20巻までの単行本累計発行部数は6000万部(電子版含む)を突破した。
吾峠さんは同誌に「応援してくださった皆さまの幸せを心から願います」などとコメントを寄せた。10月には劇場版アニメの公開を予定している。