坂上忍　新型コロナ禍で「絶対忘れないようにしようと決めている」こと

　俳優の坂上忍（52）が19日、司会を務めるフジテレビ「バイキング」（月～金曜前11・55）で、緊急事態宣言が続く8都道府県の一部地域で人出が目立ち始めてきたことについて、「やっぱ（気が）緩みそうになりますよ」と指摘した。 　安倍晋三首相は21日にも、緊急事態宣言の延長が続く8都道府県についても宣言を解除できるかどうかを判断する。これを前に西村康稔経済再生担当相は16日の記者会見で、緊急事態宣言が39県で解除された後、東京や大阪などでは「気の緩みが見られる」と指摘。「ここで気が緩むと、今後また新規感染者数が増えてくる。（宣言の）解除はできなくなるわけであります」と述べた。

　坂上は「そもそも西村大臣のアナウンスの仕方が。“ちょっと気の緩み出て来ましたよ”って。あんたにそんな言い方されることないでしょって!!」とかみついた。

　また、「正直、僕、“バイキング”で連日コロナのこと扱っているから、必要以上に自制が効いているようなところがあって」と自身の立場を説明しながら、「これやってなかったら分かんないです」と本音も。

　「でも、その僕がこれだけ忘れないようにしなきゃっていうのは、志村さんがお亡くなりになったことと、岡江さんがお亡くなりになったこと。この現実があるんだってことを絶対忘れないようにしようと決めているんですよ」と強い気持ちを述べ、新型コロナウイルス感染による肺炎で急逝したタレントの志村けんさん（享年70）と女優の岡江久美子さん（享年63）について触れた。