「麒麟がくる」全44話死守!“完走”望む視聴者の期待に応え大河初の越年決定的
2020年05月20日 05:30
芸能
「このスケジュールでは撮り切れず年内で終わることは不可能。戦国時代ではないですけど、現場も戦乱のような目まぐるしい忙しさになるでしょうね」(スタッフ)。ただ、視聴者からの「話数を減らさないで」「最後まできっちり見たい」との要望も多く寄せられ、スタッフも「裏切ることはできない」と一致団結している。
一方、放送の中断期間が2カ月以上に及ぶことも判明。当初の東京五輪・パラリンピック期間に予定していた5週分を含めた10週分を休止する見込み。6月14日から見合わせるため、このプランでは再開は10週後の8月23日となる。ここから毎週1話ずつ放送すると、年内ギリギリまで放送しても40話まで。最終回を迎えるのは来年1月24日となる。
越年となれば、暦年制で放送する大河ドラマでは初めてのこと。次期作品の「青天を衝け」の開始時期にも影響を与えることは確実だ。そうした影響を最小限にするためにも、局側は1週で2話分放送する案や、年末年始に特番を組む案も検討している。同局関係者は、「視聴者に44話をしっかり見ていただけることが大前提で進めていく」と、話している。