玉川徹氏 「検察は立件して起訴しなきゃだめでしょう」黒川検事長の賭け麻雀に
2020年05月22日 10:03
芸能
玉川氏は「この問題に関しては3者に責任があるんですね。1つは黒川さん本人、もう1つは内閣、もう1つはメディアなんです」と持論を述べ、「黒川さん本人で言えば、賭博ですから。本人が認めているんですから金額は別にして。これは立件しないとだめでしょ。だって検察のトップなんだから。1番やっちゃだめな人がやってる」と指摘。金額や常習性の問題で立件が難しいという意見には「それは一般人の話。責任の重さが全然違う。まさに起訴の権力を一手に握ってるわけですよ。だから起訴するか、しないかは検察次第なんです。例えば森友問題だって何だって起訴するかどうかは全部検察次第なんですよ。それぐらい大きな権力を持っている人たちが自分たちの身内に関しては起訴しませんと。起訴したから有罪じゃないんですよ、日本は。その後、裁判になって裁判官が裁判の結果として罪があるかどうかを判断する。だったらこれは検察は立件して起訴しなきゃだめでしょう」と強調した。
《賭博…50万円以下の罰金または科料》刑法は、賭博をした者は50万円以下の罰金または科料に処せられると規定している。2013年には、勤務中に交番で賭け麻雀をしたとして、名古屋簡裁が愛知県警の巡査部長と巡査に罰金10万円の略式命令を出した。一方、賭博罪は飲食代など一時的な娯楽に供する物を賭けただけのときには処罰されないとする例外規定もあり、金額や頻度によっては立件されない場合もある。