八代英輝氏 賭博罪めぐる検察の甘さ指摘「甘いレベルの制限を自分たちに適用している」
2020年05月22日 12:41
芸能
八代氏は黒川氏の常習性が認められるとの見解を示しつつ、一方で、「検察OBの中の方々の中には、額の高さを指摘される方もいますが、裁判所の認識では1円でも金銭を賭けたら、一時の娯楽に興するものとは言えませんから、賭博罪の対象になると考えています」と、賭博罪について検察と弁護側で認識のズレがあることを懸念した。
その上で、「問題なのは、起訴できる権限を独占している検察官が、額によるとか回数によるとか、甘いレベルの制限を自分たちに適用しているということなんですよね」と、検察の身内への甘さを指摘した。
八代氏は、権力ある組織と記者との不健全な関係についても言及。「検察官って選挙で選ばれているわけではないじゃないですか?大手マスコミの人も、選挙で選ばれているわけでもない。そういう人たちが、あたかも世の中を動かすようなことを結託してできるというこの状態が、非常に不健全だと思う」と語った。