マツコ 自粛生活は「もぬけの殻」と自己分析「山ごもりをする準備はできております」

2020年05月24日 18:35

芸能

マツコ 自粛生活は「もぬけの殻」と自己分析「山ごもりをする準備はできております」
マツコ・デラックス Photo By スポニチ
 タレント、マツコ・デラックス(47)が23日放送の日本テレビ「マツコ会議」(土曜後11・00)で自粛生活について語り、「いつでも山ごもりをする準備はできております」とうそぶいた。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、同番組は2カ月ぶりの収録だった。番組冒頭、スタジオのマツコは、「これから厳しくなってくるから、偉そうにしているベテランはいりませんってなる可能性もあるからね」とコメントした。

 「いつ切られてもおかしくないわよ。それは同じよ、みんな同じ」と“危機感”を口に。出身地・千葉県と、歌手・加藤登紀子(76)の名前を引き合いに出し、「そんな私はね、千葉の山奥にでも土地を買ってね、加藤登紀子さんのような農園を作ってね。何もかも未練はなくなりました。私はもう、いつでも山ごもりをする準備はできております」。真顔のマツコは「そっちで暮らしてもいいかなって本気で考えていたわ、1カ月」と語った。

 自身は元来「働き者じゃない」という。仕事については「やらざるを得ない環境を作ってやっている部分があると思う。そういう人から仕事をとっちゃうと本当もぬけの殻みたいになるのね」と自己分析、苦笑した。「仕事をとったら何も残らない。私には何もない、趣味もない、だったら畑を耕そうって」と続けた。

 働くことは「幸せなんだ」と実感したが、「今までみたいな暮らしのまま死んでいっていいのかなっていうのも同時に思って」とも。「人間の向上心とかさ、欲みたいなものをさ、試された期間の気がしていて。私そこまでの向上心も欲もないなって自分で気が付いちゃって…」とこぼした。

 それでも、新しい時代に即したテレビとはどういうものかと考える期間でもあった。「それができないとやっていても意味がない気がしてきた。どうせなら新しい形をみせたいよね」と力強く語っていた。
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