祐真キキ 脳腫瘍で手術受け、顔面麻痺の後遺症 完治するか「分からない」も「自分の個性として…」
2020年05月26日 22:43
芸能
多くの神経が集まる場所で発生する聴神経腫瘍は脳腫瘍の中でも手術が難しいと言われており、祐真は12時間に及ぶ手術の末、無事に腫瘍は取り除かれたものの、顔面に麻痺(まひ)が残った。笑顔を作っているつもりなのに顔の左側が全く動かず、左耳はほとんど聞こえなくなっていた。女優を諦めざるを得ないと思ったこともあったが、米俳優のマーク・ラファロ(52)が同じ聴神経腫瘍を克服して復帰したことに勇気づけられ、顔を動かすリハビリを行いながら臨んだオーディションで役もつかんだという。
ロスの自宅からリモート出演した祐真は番組MCの笑福亭鶴瓶(68)、中居正広(47)とオンラインで対面。中居に現在の状態を聞かれると「思い通りには全然動かないですね。まだ笑顔もこれぐらい…までしか上がらないので」と実践して見せ「口をすぼめると左目まですぼまってしまうんですよね」と、目と口の筋肉が連動して動いてしまう「病的共同運動」という後遺症が残っていることも明かした。
オーディションの末に勝ち取った役も、コロナ禍の影響で撮影が中止になってしまったという祐真。リハビリを続ければ完治するのかどうかには「分からないです」と答えたが、「(完治)してほしいですけど、このままでも自分の個性として生きていければいいかなっていう感じに思ってます、今は」と前向きに話していた。