三浦瑠麗氏 テラハ“編集”問題点指摘「花さんに攻撃を背負わせてしまう構造」
2020年05月28日 10:31
芸能
![三浦瑠麗氏 テラハ“編集”問題点指摘「花さんに攻撃を背負わせてしまう構造」](/entertainment/news/2020/05/27/jpeg/20200527s00041000103000p_view.jpg)
三浦氏は「テレビに出るとか、ネットフリックスの番組に出る時に、制作側が出演者にすべてを背負わせてしまう」とリアリティーショーの問題点を指摘。「仮に、編集のやり方が現実で起きていたことと違って見えたとしても、そのほうが注目を集める。そっちのほうがテンポよく番組が進むってなった時に、どんな影響が起きるのかというのを予測せずに、出演者がすべてその人のせいでもないのに受けてしまうという構造があると思う」とした。
さらに「制作側としては、そういうつもりでなかったとしても、花さんに攻撃を背負わせてしまうような構造にあったことは、今でも気付いている方も多いのではないか」とも語った。
同番組のファンであるという、番組メーンキャスターの小倉智昭氏(72)も「制作して出す場合もいっぱい映像を録って編集して作品として出すわけですから、その演出効果は当然考えると思う」とその危うさを認めつつ、「それと、SNS上の攻撃とは別個のものだと思っている」とキッパリ。「僕は本業ですから、ネットで叩かれたりすることはよくありますし、それも致し方ない。彼女の場合は本業はプロレスラー。こういう番組に出ることによって、叩かれるという怖さを知らない。まともに全部受け止めたという感じ」とした。
三浦氏は「彼女の不器用なところで、編集した時でこれで損するんじゃないか、出演者がこれによって誤解されてしまうんじゃないか、ということに常に頭の中に入れておいてほしい」と制作側に訴え。「それをやらないバラエティー番組もあまりにも多いので、(今回のことは)やっぱり学びになった」。最後に、自身も経験者であるとしたうえで「どうしても悲観してしまったり、イジメを受けてしまった人に言いたいのは、愛してくれる人はいる」と呼びかけた。