長嶋一茂 甲子園中止の判断に不満「絶対に早すぎ」 コロナ禍でも「甲子園は好条件がそろっている」
2020年06月01日 13:54
芸能
「インターハイの予選とか、いろいろな種目があって、アマチュアスポーツなので、公平性が保てなくなるので、高体連のインターハイできないという判断は正しかったと思う。物理的にできないです」と全国高等学校体育連盟が決定したインターハイの中止には理解を示しつつ、「甲子園は高野連が決める。夏の予選で一番最初にやるのが沖縄。沖縄の予選も甲子園に合わせて7月にやろうかって各都道府県で進んでいたわけ。(甲子園は)紫外線もあり、屋外、高温多湿という環境もある。チームで動く3密が避けられない、同道府県の往来がどうなるかわからないというリスクはわかるが、あんなに早く決断しなくても。都道府県の勝者は決めておいてから、そこから甲子園をやるか、やらないかという判断でも遅くなかったと思う」と訴えた。
「甲子園ができないと、他の競技、インドアのスポーツはできなくなっちゃう。甲子園はコロナ対策としては一番リスクが少ない競技。甲子園がダメだと、全部ダメになっちゃう」と他のスポーツのへの影響も考えて、やるべきだったと主張。「甲子園って2020年の夏の1ページの思い出じゃなくて、彼らは4歳、5歳から甲子園を夢見てずっとやってきているので、そこへの判断が高野連が早かったのが高体連が先にインターハイをやめようと言っちゃったから、右へならえでやめちゃった」と判断への不満をもらした。
インターハイが中止になった状況で、野球部だけやるとなると、不公平との声もある。これに対しても「そうだんだけど…他の部活もこれからのなるべくやってほしいと思う。甲子園っていうのはコロナ禍の中、好条件がそろっているにもかかわらず、(中止にするのは)他のスポーツへの影響、波及はひどいんじゃないかと申し上げたい」と熱弁を振るった。