加藤登紀子、再開“先陣”6・28コンサート決行「できる人がやっていかないと」
2020年06月02日 05:30
芸能
「無観客で開催してネット配信しようと進めていたら、緊急事態宣言の解除後に、東京のロードマップで開催可能な条件が見えてきた。やってもいいんだと条件を示された限りはやるべきだと奮起しました」
会場では感染防止策を徹底する。入り口には非接触型体温計を設置。客席は前後左右を1席ずつ空けた市松模様型の着席とする。 (観客動員半数/やりがいある/) 観客動員が半数のため、採算は取れない。ただ、コロナ禍で公演とイベントが計30回も中止となっただけに「お客さんが1000人もいれば、やりがいがあるし盛り上がる」と、久々の客前のステージに気合が入る。また、公演を有料でオンライン配信し、赤字を補てんする。
音楽界全体が注目し、コロナ禍のコンサートとして今後に大きな影響を与える1公演。加藤の決行後に、コンサートやイベントの再開に向けた動きが活発化してくるとみられ「正しくコロナを恐れて正しく共生していくことを考えるべき。できる範囲のことをやってみることが重要です」と他のアーティストに呼びかけた。
《チケット1000枚限定》現在販売中のチケットは1000枚限定のため、15日までに申し込みをいったん締め切って集計。1000枚に達していなければ、再び申し込みを受け付けるという異例のスタイルを取る。公演チケットも有料配信の閲覧チケットも、受け付けはトキコ・プランニング=(電)03(3352)3875=へ。