藤井七段 53日ぶり公式戦 佐藤九段と激突 棋聖戦決勝T準決勝
2020年06月02日 10:02
芸能
対局直前の振り駒により先手は藤井に決定。持ち時間は各4時間。
藤井にとってこの日の佐藤戦は初のタイトル戦出場に向け重要な一戦。勝てば並行して行われている準決勝・永瀬拓矢2冠―山崎隆之八段の勝者と4日の決勝で激突し、優勝すれば8日開幕の棋聖戦5番勝負で渡辺明棋聖(王将、棋王との3冠)への挑戦が決まる。01年7月19日生まれの藤井は8日時点で17歳10カ月20日。屋敷伸之・現九段の持つタイトル戦出場史上最年少記録(17歳10カ月24日)を4日更新する新記録となる。
過去の藤井―佐藤戦は18年1月14日の朝日杯オープン戦準々決勝の1局だけで、この時は藤井が快勝し、そのまま同棋戦を初制覇した。