令和初の「必殺仕事人」放送!昨年3月以来の新作、東山紀之VS市村正親“初共演”
2020年06月03日 05:31
芸能
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2人が初めて言葉を交わしたのは89年、平成元年のNHK紅白歌合戦だった。当時、東山は少年隊で4回目、市村は歌手として初出場し「オペラ座の怪人」を披露した。紅白で同じ舞台に立ったものの、これまで芝居で共演することはなかった。
2人とも舞台の出演作が多いことから、市村は「ミュージカルで出会うのが自然なんだろうけど、時代劇で出会うことができました。これも令和のなせる奇跡の一つなんでしょうね」と感激。市村を目標にしているという東山は「自分を律して舞台に立ち続けるというご苦労もよく分かるので“こんな舞台人になりたい”と思っていました。今後、歌って踊る企画でもご一緒できたら」と、ミュージカルでの共演も期待した。
必殺シリーズは72年に「必殺仕掛人」でスタートした人気シリーズで、07年に東山主演でスペシャルドラマで復活。毎回、世相を反映した問題を描き出しており、今作のテーマは「親だまし」。息子をかたって親から大金を引き出す、現代で言うところの「オレオレ詐欺」に手を染める悪党を東山らが成敗する。
共演はTOKIOの松岡昌宏(43)、Hey!Say!JUMPの知念侑李(26)、女優の和久井映見(49)ら。東山は「長い歴史のある必殺シリーズですが、今回もとてもいいお話になっております」と力を込めた。
《今年で没後10年 藤田まことさんに報告》必殺シリーズに73年に初登場し、中村主水役でドラマの顔を務めてきた藤田まことさん(享年76)が今年で没後10年を迎えた。今作の撮影前には撮影現場に主水の好物だったメザシを飾り、出演者が手を合わせた。東山は「藤田さんに“相変わらずみんなで集まってワイワイと藤田さんの話をしながら頑張っています”と報告しました。今でも藤田さんのような存在は絶対に必要だと思っています」と大先輩への思いを語った。