笠井信輔アナ「とても嬉しい」完全寛解を報告 ネット上のエールに感謝「SNSにはとても良い面もある」
2020年06月05日 10:50
芸能
笠井アナは自身のブログやインスタグラムへの寄せられるメッセージに感謝しつつ、「SNSは今、様々な観点から問題になっています」と、ネット上での誹謗(ひぼう)中傷問題に触れた。「一方で、今回の私のように、SNSの人と人とのつながりによって、とてつもないパワーをもらうことができると言う、SNSにはとても良い面もあることを改めて実感しています」と、闘病生活での経験から思いをつづった。
さらに「やはりなんといっても救いになったのは生身の人間の絆」とも伝え、「何よりも私にとって重要だったのは『家族』です。大病をして強く強く感じました」と心境を吐露。「それまでは、『家族って大変、家族ってめんどくさい』なんて思うこともありましたが、悪性リンパ腫と告知されてからは、妻や息子たちにどれほど救われたことか」と謝意を記した。
今後については「早く本格的に復帰したいと思っていますが、まず今月は慌てずに自宅でのリモートワークを中心にやっていこうと思っています」と説明し「皆さん本当に本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします!」と締めくくった。
笠井アナは昨年9月末に32年間勤務したフジテレビを退社。フリーとして新たな道を歩みだした矢先、体の痛みや倦怠(けんたい)感を訴えて11月に検査したところ、血液のがんの一種である「悪性リンパ腫」が腰と肩に見つかった。12月19日に都内の病院に入院し、病気を公表。4カ月以上に及ぶ入院治療を終え、4月30日に都内の病院を退院した。