渡辺棋聖、飛車角4枚猛攻も及ばず 藤井七段の終盤力に脱帽「凄い鋭い」
2020年06月09日 05:30
芸能
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「後に節目と思うタイトル戦になる」。戦前そう意気込んだのは挑戦者の存在ゆえだ。36歳にして竜王、棋王の永世称号を持ち、タイトル獲得25期が歴代5位という栄光の棋歴にして特別な1日。羽生善治九段ら羽生世代との戦いにひと区切りをつけ、後輩棋士との戦いという第2ステージへ本格突入した。
今後は過密日程とも闘う。9日に三重県鳥羽市へ移動し初挑戦する10、11日の名人戦7番勝負第1局に備える。2日制の名人戦が今月3局立て込む中、藤井とも戦う。「2局目からは手番が決まっている。準備して臨みたい」。先手番の第2局へ、切り替えに努めた。