「エール」茂兵衛が陶芸に没頭 喜美子みたい?「スカーレット」リスペクト?の声も
2020年06月12日 09:15
芸能
第55話は1933年(昭8)2月。役場の農業推進係に勤める浩二(佐久本宝)は再び養蚕農家の畠山(マキタスポーツ)を訪ねる。畠山は浩二の資料がよく調べられていたと話し、素直な返事をしてくれる。一方、3日ぶりに目覚めた病床の三郎(唐沢寿明)は「浩二と2人にしてくれねぇか」とお願い。三郎は「オレが死んだら、喪主はおめえだ。喜多一を継いだヤツが、この家の主だ。家長だ。この家も、土地も全部おめえが引き継げ」と浩二に託し、その夜、息を引き取った。その後、裕一と音(二階堂)は久しぶりに権藤茂兵衛(風間)を訪ねる…という展開。
風間が演じる権藤茂兵衛は裕一の母・まさ(菊池桃子)の兄で、大実業家。子どもに恵まれず、裕一を養子として迎えようとしたが、叶わなかった。妻に先立たれ、経営していた川俣銀行が人手に渡った後、趣味の陶芸に没頭。「本当はずっと、これがやりたかったのよ。没頭できるっていうのは、いいことだなぁ。ちっとも飽きねえ」と裕一・音に夫婦茶碗をプレゼントした。
SNS上には「スカーレットリスペクトなんです?」「陶芸に目覚めたって喜美子みたいだ」「茂兵衛さん、今度は信楽へ行くのかな」などの書き込みが見られた。
「スカーレット」は朝ドラ通算101作目。フジテレビ「夏子の酒」「妹よ」「みにくいアヒルの子」、日本テレビ「ホタルノヒカリ」などのヒット作を手掛けた脚本家の水橋文美江氏(56)が朝ドラに初挑戦したオリジナル作品。“焼き物の里”滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとして歩み始める大阪生まれのヒロイン・川原喜美子(戸田)の波乱万丈の生涯を描いた。