久米宏 今月終了「ラジなん」の長寿化にしみじみ「13年以上続いたんだから」
2020年06月13日 15:33
芸能
短命番組ばかりだった久米にとって、転機は入社から8年が過ぎた75年の秋。お笑いタレント萩本欽一(79)から「ちょっとリハーサル室に来てくれないかな?」と言われ、その流れで司会として出演することになったのが、大人気クイズ番組「ぴったし カン・カン」だったという。
同番組は86年まで続いた。「それまでやっていたテレビは、オール全滅。岡崎友紀、芹洋子、カルーセル麻紀、和田アキ子って、思い出した(番組)だけですから。思い出さないのもいっぱいあるの。思い出すのもいやだと、脳内でキュッとふたしちゃってる。そういうのも入れたらすごいんです」と語った。
06年10月にスタートした「ラジオなんですけど」は、今月いっぱいで終了し、約14年の歴史に幕を閉じる。数々の短命番組で苦い経験をしてきた久米は、「番組はいつか終わるんだという話ですよ。この番組は13年以上続いたんだから、すごいですよ」としみじみ語っていた。