藤井七段 因縁の佐々木七段撃破「判断が難しかった」もリード許さず 圧巻の勝率.968
2020年06月26日 05:30
芸能
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今期の順位戦白星スタート。これで藤井は17年6月15日のC級2組1回戦(瀬川晶司五段)以来、順位戦は通算で30勝1敗。名人への細くて長い道を、勝率.968と驚異的な勝ちっぷりだ。
わずか2日前の23日には第61期王位戦挑戦者決定戦で永瀬拓矢2冠(27)を破り、現在進行中の第91期棋聖戦とともにダブルタイトル戦出場を決めたばかり。28日に棋聖戦第2局、7月1、2日に王位戦第1局に臨む。「立て続けに対局がある。状態を崩さないようにしたい」。快進撃は止まる気配がない。
▼順位戦 名人(今期は豊島)への挑戦者を決める予選を兼ねたランキング戦。上位順にA級、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組の5階層に分かれ、例年6月から翌年3月にかけて9~10回戦を戦い、A級1位は名人挑戦、B級1組以下は上位2、3人が昇格するシステム。新人(新四段)は原則としてC級2組に組み込まれるため、名人戦に登場するには最短でも5年が必要となる。