AKB山本瑠香 無観客の卒業公演 両親の愛に感謝の涙「愛されていたんだな」
2020年06月28日 19:49
芸能
劇場の客席には、ファンからのお別れメッセージが書かれた無数の紙が張られ、山本の門出を祝福した。本編終了後には、ファンから募集した「瑠香ちゃん」コールのボイスメッセージが場内に流され、アンコールが発動される演出もあった。
和歌山県の小さな街からアイドルになった山本は、手紙にしたためたメッセージで、活動の大変さと両親への思いをつづった。「活動を続けて来られたのは、パパとママが支えてくれたおかげでもあります。メンバーいち交通の便が悪いところに住んでいるため、車での送迎を頻繁にしてくれたり、地方イベントやツアーもほぼほぼ観覧に来てくれたりしました」。
中学2年でAKB48に加入した山本は当初、反抗期だったという。「『また見にくるん?』とか、『もう見に来んでいいで』と冷たいことばかり言ってたんですけど、今あらためて考えると、とても愛されていたんだなとすごく感じています。パパ、ママ、6年間支えてくれてありがとう」。涙を流しながら、両親への感謝を口にした。
卒業発表も卒業公演も無観客という不運ではあったが、山本は「またいつか、絶対皆さんにお会いできることを信じて、私は自分の夢に向かって頑張りたいと思います」と笑顔で誓い、ステージを降りた。