日本シリーズJT杯 久保九段が羽生九段を下し開幕戦勝利
2020年06月28日 17:45
芸能
持ち時間各10分、切れたら1手30秒未満、考慮時間各5分と公式戦では最短。対局の途中で「封じ手」が入るのも特徴だ。例年、全国各地で公開対局として開催されるが、今期は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、開幕局から2回戦第1局までの5局はスタジオでの無観客対局が予定されている。
対局前、羽生は「例年とは異なる形だが、開幕戦なので張り切って望めれば」とコメントしていたが、初戦敗退を喫し「中盤ねじり合いになってはっきりしない展開で、攻めが重たくなって悪くなってしまった」と悔やんだ。
8月29日に行われる準々決勝では永瀬拓矢二冠(27)と対戦。「タイトル保持者で強敵に間違いない。少し期間があるので対策を練って当日を迎えたい」と意気込んだ。
JT杯は渡辺明王将(棋王、棋聖との3冠)が2連覇中で、9月22日の2回戦から登場。広瀬章人八段―高見泰地七段戦の勝者と対戦する。