藤井聡太七段 王位戦前夜祭出席、初の対局場検分に緊張「いい将棋を指せれば」
2020年06月30日 19:48
芸能
前夜祭も、それに先立って行われた対局場の検分も“初体験”だった藤井は「少し緊張しています」とさすがに表情は硬め。それでも抱負を問われると「いい将棋を指せれば」と力を込めた。
記念制作される扇子に記される文字は「信」と認めた。理由を問われると「2日制で7番勝負。非常に長いので、最後まで自分を信じて戦えれば、という思いで書きました」と説明した。
一方、「藤井さんが絶好調なのでこちらが挑戦者の気持ちで臨みたい」と語った木村は「気」と認め、「このシリーズは自分の気の持ちようが大事」と一言。ただ、チャペル利用の対局場となることについて質問されると、「私と藤井さんが結婚するわけではないので…」と語り、苦笑いを浮かべていた。
会の最後には、別室の夕食会場にいた藤井の師匠・杉本昌隆八段(51)が飛び入り参加。自身と藤井の念願だった愛知県下でのタイトル戦実現とあってか、「どんな将棋になっても見どころしかない!」と興奮気味に語っていた。