中村九段、王位戦を解説 命運を懸けた木村王位の「遠見の角」に驚き
2020年07月02日 05:30
芸能
![中村九段、王位戦を解説 命運を懸けた木村王位の「遠見の角」に驚き](/entertainment/news/2020/07/02/jpeg/20200701s00041000509000p_view.jpg)
異次元とされる読みの量に支えられた17歳の快進撃。対戦相手は自ら読んだ1手先、2手先まで読んでいるのでは?との疑心暗鬼によって、疲労を蓄積させていくという。
一方、木村が封じ手前、自陣に放った「遠見の角」に驚いた。「勝てば勝因、負ければ敗因。一局の命運が懸かっています」。藤井の歩が遮っているとはいえ、射程の先には飛車がいる。ところが藤井も強くその歩を成って、飛車獲りを甘受した。「封じ手の局面へ誘導したのは木村王位ですから。隠し玉があると思うし、ないとおかしい」。2日目の進行からも目が離せないという。