「エール」副音声2番手・松井玲奈も“初体験”地元・三河弁を交え「タイムスリップのような不思議な感覚」

2020年07月05日 18:00

芸能

「エール」副音声2番手・松井玲奈も“初体験”地元・三河弁を交え「タイムスリップのような不思議な感覚」
連続テレビ小説「エール」にレギュラー出演、ヒロイン・音の姉・吟を好演している松井玲奈(C)NHK Photo By 提供写真
 新型コロナウイルスの影響のため一時休止に入り、再放送がオンエアされているNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は、6日から女優の松井玲奈(28)が解説放送(副音声)を行う。
 俳優の窪田正孝(31)が主演を務める朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(40)以来、約6年ぶりとなる。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・音(二階堂ふみ)の夫婦愛を描く。

 解説放送は、視覚障がい者のための放送サービスとして番組音声からだけでは伝わらない情報を副音声で補完。朝ドラの解説放送(副音声)は1990年前期「凜々と」から開始。「エール」は声優の山崎健太郎が担当している。

 6月29日、初回(3月30日)からの再放送がスタート。“2周目”の「エール」は“特別版”として、キャストが解説放送(副音声)を行う朝ドラ異例の試みを実施。出演者がキャラクターとして行い、ドラマの状況説明に加え、役の視点もプラスされる。

 トップバッター・山崎育三郎(34)の佐藤久志に続き、再放送第2週(第7~12話)は松井演じる音の姉・吟が担当。松井は「今回、関内吟として、私の地元の言葉でもある三河弁を交えながら、楽しく声を入れさせていただきました。キャラクターとして副音声を収録するのは初めての経験ですし、大人の吟として幼少期の姿を見るのはタイムスリップをしているような不思議な感覚でした。豊橋の関内家だけでなく、若き日の裕一さんの物語にも副音声として吟がお邪魔しているので、物語と共に楽しんでいただけたら、うれしいです」とアピールした。

 4月1日から休止していた収録は6月16日、2カ月半ぶりに再開。放送再開時期について、NHKは「収録再開後の状況を見ながら判断してまいります」としている。
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