【木下優樹菜、突然の芸能界引退 】
【記者の目】自ら元ヤンキーと公言していた木下。タピオカ店側に「事務所総出でやりますね」などと恫喝めいたメッセージを送っていた騒動でも、言動にその気質がにじみ出た。
ただ、木下の人気を支えたのも、このヤンキー気質。はすっぱな物言いや飾らない人柄が受け「チョリース」などの流行語を生み出した。結婚を経て2児の母になった後は、インスタグラムに手料理や手作りお菓子の写真を掲載。少し行儀が悪くても家族や仲間を大切にする元ヤンキーらしさが、若いママたちから支持された背景にあった。
家族や仲間との信頼関係が崩れたことは元ヤンタレントとして“命取り”になった。ただ、子供を最優先に考えた引退決断は彼女らしいのかもしれない。(文化社会部・小枝 功一)