坂上忍「やっぱ、やりようはあったという気が僕はする」 クラスター発生の「THE★JINRO」に
2020年07月14日 12:42
芸能
「ガイドラインに沿った対策を取ったとしても感染する時はするんです。それを責めることはできません。ただ、やっぱり上演する時の対策を万全にとっていたとしても僕ら、あの楽屋の中の状況とか、“入り待ち”“出待ち”しているお客さんとのコミュニケーションとかも分かっているから、そっちの方もちゃんとしておかないとな、と僕は思ったんだけど」と、ファンサービスには慎重に対応すべきだったのではとの考え方を示した。
「小劇場とかは換気も弱いと思うんですよね」との注意点も挙げ、「舞台やるとね、終わった後に関係者の人とかが楽屋にあいさつに来てくださったり、終わった後にお食事に言ったりというのは常なんですけど」と演劇界の慣習を紹介。「そこらへんを最小限にしていたとはいえ、やっぱ、やりようはあったという気が僕はする」と今回のクラスターについて語った。
シアターモリエールは通常は186席。今回は政府のガイドラインに合わせ、100席弱に減らして上演。同ホールによると、公演以外の時間は窓を開けるなど換気に気を付けていたが、公演中は密閉状態だったという。また終演後は出演者がファンサービスで「出待ち」客と接触してたという。