藤井新棋聖「最後まで勝てるかわからなかった」 史上最年少での初タイトルも「まだ実感がない」
2020年07月16日 19:51
芸能
終盤、一気に優位に進め、110手で勝利を物にした藤井七段だが「バランスの取り方が難しかった。途中で自信のない展開になった。玉の薄い形が続くので難しい将棋かなと思っていました。最後まで勝てるかわからなかった」と淡々と語り、この4番の将棋で印象に残ったところを聞かれた時も「(敗れた)第3局でこちらが気が付かない好守を多く指されて勉強になった」と謙虚に語った。
8月4、5日に木村一基王位(47)に挑戦している王位戦7番勝負の第3局を控えているが、今度は「棋聖」として対局する。現在2連勝の藤井七段は「渡辺先生と5番勝負で対局して勉強になったところがあるので、今後に生かしていきたい」と誓っていた。