タモリ特別寄稿――「藤井新棋聖」誕生に喜び、対談時の約束は「おそれ多くて(笑い)」
2020年07月17日 05:50
芸能
2年前の正月。スポニチさんの対談企画で一緒に将棋の“山崩し”をやった時、まだ中学生なのに「うわぁ、子供の頃以来です!」と懐かしがったんですよ。こっちは65年ぶりぐらいなのに「懐かしい!」と感じる熱量が完全に俺を超えていて(笑い)。どんだけ濃密な人生を小中学生の頃から歩んでこられたのかと。
藤井くん、藤井さん、藤井四段からあっという間に藤井七段と、呼ばれ方もどんどん変わっていって、高校生で「藤井棋聖」。凄い!の一言です。
今度お会いした時には、将棋の「玉」が玉子焼きで「歩」がカッパ巻きの“寿司将棋”をやりましょうなんて話になったけど、とてもおそれ多くてできませんよ(笑い)。