「TOKIO」子会社設立!長瀬だけ独立 残る3人“出向”城島が社長 事務所が“特例”許可か
2020年07月23日 05:31
芸能
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ファンクラブ会員向けに発表があったのはこの日夜。退所する長瀬は、入所からの30年を振り返り「皆さまに愛されて人生で一番幸せな時間を過ごすことができました」と感謝。独立後は「僕のやりたかったことを分かっていただけるよう邁進(まいしん)するだけ」とした。
来年1月期の連続ドラマ主演が最後。独立後は芸能事務所などに所属せず、音楽や映像などの創作をメインに取り組む意向を示しているという。
長瀬の退所が決まったのは今年初め。その舞台裏を松岡は「彼の意思を尊重した」と率直に明かした。タイミングについては「数年前から(脱退の)話はあったが、ここ1年くらいでやりたいことが固まったのでは」とし、山口達也さん(48)の離脱は「一切関係ない」とした。
長年、グループを支えたメンバーの脱退。「解散という話は出なかった」(城島)が、ボーカルであり、作詞作曲を手掛ける中核メンバーであるだけにグループ存続の危機になりかねない事態だった。そこで出てきたのが、ジャニーズの子会社となる「株式会社 TOKIO」を設立するというアイデアだ。
発案者は国分。会社設立は、ジャニーズで初めての“のれん分け”というインパクトの大きさや「大きな事務所ではできないことがある。いろいろやっていこうとなった時、自分たちで会社を立ち上げた方がやりやすい」(松岡)という利点があった。
事情をよく知るテレビ関係者は「他グループでもメンバーが減る中、3人としては同じように見られたくはなかった。事務所も実績などを考慮して特例を許したのだろう」との見方を示す。城島が社長に就任。他の2人が副社長となり、国分が企画、松岡が広報を担当する。
4人での活動は残り8カ月。松岡は「ファンクラブの方に何か思い出になるようなものを届けたい。ただ、TOKIOが終わるわけではない。僕たちも長瀬もこれから楽しもうと思ってる」と語る。デビューから26年。TOKIOが新たな道を歩みだす。
◆長瀬 智也(ながせ・ともや)1978年(昭53)11月7日生まれ、神奈川県出身の41歳。90年に入所。00年にTBS「池袋ウエストゲートパーク」で主演。映画「真夜中の弥次さん喜多さん」「空飛ぶタイヤ」などで主演を務める。ボーカルを担当。血液型O。
◆城島 茂(じょうしま・しげる)1970年(昭45)11月17日生まれ、奈良県出身の49歳。86年にジャニーズ事務所入り。02年にフジテレビ「演技者。」でドラマ初主演。テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」などで司会を務める。ギターを担当。血液型O。
◆国分 太一(こくぶん・たいち)1974年(昭49)9月2日生まれ、東京都出身の45歳。05年「ファンタスティポ」で映画初主演。TBS「ビビット」などで情報番組のキャスターを務める。15年に一般女性と結婚。16年10月に第1子となる女児が誕生。キーボード担当。血液型O。
◆松岡 昌宏(まつおか・まさひろ)1977年(昭52)1月11日生まれ、北海道出身の43歳。90年、TBS「愛してるよ!先生」でドラマデビュー。04年に「ゴジラ FINAL WARS」で映画初主演。17年に「家政夫のミタゾノ」で第6回コンフィデンスアワード・ドラマ賞主演男優賞を受賞。ドラム担当。血液型A。