TOKIO長瀬 福島“応援団”は継続 秋に新CM出演へ
2020年07月24日 05:30
芸能
TOKIOと福島県の関わりは、日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH!!」の企画「DASH村」から始まった。何もない更地から村を開拓する人気企画で、当初は所在地を公表していなかった。だが2011年の東日本大震災に伴う原発事故の影響を受け被災したことを公表。グループ自ら広告塔となり同県をもり立ててきた。
脱退と退所発表から一夜明けたこの日、福島県のPR事業に関わる関係者から長瀬への感謝と期待の声が相次いだ。「ふくしまプライド。」事業局に勤務する阿部良一さん(53)は「皆さんのおかげで、農業に興味を持つ若者が増えた。長瀬さんが退所されるのは残念ですが、またいつかみんなで“DASH村”をやってほしい」と願いを込めた。都内のアンテナショップ「日本橋ふくしま館 MIDETTE」館長の小山勉さん(44)も「震災で一番大変な時も、そのあとも風評被害払拭(ふっしょく)のためにも活動してもらえた。先方が了承してもらえるなら今後も一緒にやっていきたい」と話した。