「エール」中村蒼“初体験”に苦戦も「本編の良さと鉄男の新しい一面」解説放送&副音声5番手
2020年07月26日 18:00
芸能
解説放送は、視覚障がい者のための放送サービスとして番組音声からだけでは伝わらない情報を副音声で補完。朝ドラの解説放送(副音声)は1990年前期「凜々と」から開始。「エール」は声優の山崎健太郎が担当している。
6月29日、初回(3月30日)からの再放送がスタート。“2周目”の「エール」は“特別版”として、キャストが解説放送(副音声)を行う朝ドラ異例の試みを実施。出演者がキャラクターとして行い、ドラマの状況説明に加え、役の視点もプラスされる。
トップバッター・山崎育三郎(34)の佐藤久志、松井玲奈(28)の関内吟、森山直太朗(44)の藤堂先生、古川雄大(33)の御手洗清太郎に続き、再放送5週目(第25~30話)は中村演じる裕一の幼なじみ・村野鉄男が担当。
中村は「鉄男が再放送5週目の副音声を担当することとなりました。初めての経験で最初は苦戦しましたが、途中からはとても楽しみながらできました。いち視聴者として見ていた回も、今回、鉄男として見ることによって、より感情移入して収録中にもかかわらず思わず見入ってしまいました。副音声では本編中でもあまり見せていない鉄男の新しい部分も多かったので、改めて本編の良さと鉄男の新しい一面、両方楽しんでいただけたらと思います」とコメントした。
4月1日から休止していた収録は6月16日、2カ月半ぶりに再開。放送再開時期について、NHKは「収録再開後の状況を見ながら判断してまいります」としている。