幼稚園の先生から格闘家転身 永田恵梨子 子どもたちへ伝えたい「夢は叶う」というメッセージ
2020年07月27日 17:00
芸能
幼い頃から、ひとつの事にのめり込むと周りが見えなくなる「猪突猛進」タイプだったという永田が最初の夢を叶えたのは21歳の時。子どもの頃から憧れていた、保育士として幼稚園に就職する。23歳の時に「保育士で強ければ子どもたちを守ることができる」。そんな思いから「フィットネス感覚」でキックボクシングを始める。わずか半年で出場したアマチュアの試合は39秒TKO勝ち。その後、保育士として働くかたわら、趣味でキックボクシングを続けてきた永田に、格闘技団体K―1が主催する試合へのオファーが舞い込み、試合に出場することになった。
白星を飾った18年のデビュー戦が契機となり、永田は「格闘家として生きていく」という大きな決断を下す。格闘技をする自分の姿を見てもらい、チャンピオンベルトを巻くことで、「頑張れば夢は叶う」ことを子どもたちに伝えたい。永田はそんな夢を追う決意を示すために幼稚園を退職し、身体一つで闘う道を選んだ。
現在、永田はK―1ジム・五反田チームキングスに所属。大切な試合に向け、「試合よりも怖い」という追い込み練習を重ね、過酷な減量も行う。永田は「後悔は1ミリもない」と断言。「今、生きている」という充実感がすごく楽しいと笑顔をみせる。
ナビゲーター・黒田博樹(45)、VTRナレーション・手塚理美(59)、川下大洋(62)