大島優子 耳に綿棒で「もうやばい」と落涙
2020年07月31日 12:00
芸能
森山の「いちばん楽しい時は?」との質問に大島は「いっぱいありすぎて難しい。何をしていても幸せを感じる」と笑顔。2017年夏から約1年間、留学していたことに触れ、「今まで気づかなかった小さな幸せに気づいた。あまりにも何も見えてなかったんだなと思った」と話し、コロナ禍による外出自粛の際も自宅で料理や掃除を楽しんでいたことを明かす。
ユニークさを発揮するのが、泣く方法を教えるコーナー。「綿棒で耳掃除をしていると泣ける」と断言し、清水に「人によるだろう!」と突っ込まれるが、「私も不思議なんですよね。耳の中に涙腺があって、掃除をしていると絶対に涙が出てきちゃう」と強調。実際に耳の中に綿棒を入れて動かしていると「ああ、もうやばい」と言いながら大粒の涙をこぼす。
このほか、誰かに地元の特産品について聞かれた時の話や、トイレに行く時に必ず周囲に報告してしまう話などで笑いを誘う。
大島のトークは面白い。AKB48のメンバーだった頃、周りに前田敦子や高橋みなみら数多くのメンバーがいる中で最もニュースの見出しになる回数が多かった。卒業の際、この件について尋ねると「記者会見の時とか、なるべく見出しになるような言葉を考えてました。私のことを『見出し姫』と呼んで下さい」と言って笑顔を見せた。確かに意図的だった部分もあるだろうが、意図してもできない人が多いから、やはり才能だと思う。
最近はその能力を生かせるバラエティーより女優活動の方が目立つ。今後の出演作としては、日本テレビのドラマ「東京タラレバ娘2020」(今秋放送)、映画「生きちゃった」(10月3日公開)、NHK・BSプレミアムの時代劇「十三人の刺客」(放送日未定)が控えている。
一方、近々のバラエティー出演はこの番組だけ。「見出し姫」の魅力はここで堪能するしかない。
◆牧 元一(まき・もとかず)1963年、東京生まれ。編集局デジタル編集部専門委員。芸能取材歴約30年。現在は主にテレビやラジオを担当。