【今夜8月9日の半沢直樹】第4話 香川照之「伝説 最高峰の出来」半沢、出向先決定?最後の望みは?
2020年08月09日 08:00
芸能
半沢(堺)たちの東京セントラル証券がアドバイザーとなり、瀬名(尾上松也)率いるIT業界の雄・スパイラルは、IT業界のカリスマ・郷田(戸次重幸)が社長を務めるフォックスを逆買収。子会社に面子をつぶされかねない東京中央銀行の三笠(古田新太)は、スパイラル買収の資金として500億円もの追加融資を進めようとしていた。
親会社の強大な資金力を前に打つ手がない中、半沢は大手IT企業・電脳雑伎集団の子会社・電脳電設に重大な秘密が隠されていることに気付く。しかし、カギを握る財務担当の玉置(今井朋彦)は忽然と姿を消してしまう。
予断を許さない状況が続く中、同期・渡真利(及川光博)から間もなく半沢の出向先が正式決定する、との情報が入る。タイムリミットの役員会まで残りわずか。ついに覚悟を決めた半沢は、最後の望みをかけ“ある人物”に会いに行く――。銀行、電脳、半沢。最後に勝つのは一体誰だ?
当初は4月19日に始まる予定だったが、新型コロナウイルスの影響による撮影中断を挟み、3カ月遅れの幕開けとなった。
前作はベストセラー作家・池井戸潤氏(57)の「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作。2013年7月期に放送され、東京中央銀行のバンカー・半沢(堺)が行内の数々の不正を暴く逆転劇を痛快に描き、視聴者の心をわしづかみにした。最終回の平均視聴率は平成ドラマ1位となる42・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、社会現象に。決め台詞の「倍返し」は新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた。
新シリーズは「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。脚本・丑尾健太郎氏ほか、演出・福澤克雄氏ほか。半沢は大和田常務(香川)の不正を暴き“倍返し”したものの、子会社の東京セントラル証券へ出向。営業企画部長として赴任後、半沢に巻き起こる事件を描く。前半は株式取得に1500億円以上かかる大手IT企業による敵対的買収をめぐり、半沢が東京中央銀行と対立。後半は航空会社の経営再建をめぐるストーリーとなる。