「半沢直樹」半沢“7年ぶり”親会社・銀行に復帰!前作最終回彷彿の頭取直々辞令 ネット上は“半沢祭り”
2020年08月09日 22:09
芸能
前作はベストセラー作家・池井戸潤氏(57)の「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作。2013年7月期に放送され、東京中央銀行のバンカー・半沢(堺)が行内の数々の不正を暴く逆転劇を痛快に描き、視聴者の心をわしづかみにした。最終回の平均視聴率は平成ドラマ1位となる42・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、社会現象に。決め台詞の「倍返し」は新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた。
新シリーズは「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。第4話は、東京中央銀行が大手IT企業・電脳雑伎集団への追加融資を強引に進める中、半沢(堺)は電脳の収益に不透明な部分があることに気付く。電脳の財務担当・玉置(今井朋彦)に接触を図るが、口封じのため会社を追われていた。さらに、同期・渡真利(及川光博)から、間もなく半沢の出向先が正式決定するという情報が入る。動揺を隠さない部下・森山(賀来賢人)に「人事が怖くて会社員が務まるか」と力強く語る半沢だが、事態は予断を許さない。タイムリミットの役員会議が迫る中、ついに覚悟を決めた半沢は、最後の望みを懸け“ある人物”に会いに行く…という展開。
(※以下、ネタバレ有)
この人物こそが、宿敵・大和田だった。共闘の末、半沢は電脳の粉飾決算を暴き、伊佐山(猿之助)や三笠(古田)に痛烈な“倍返し”。結果、東京中央銀行本店の営業第2部第1グループ次長に返り咲いた。直々に辞令を渡した中野渡頭取(北大路欣也)は「良く戻ってきてくれた」。大和田(香川照之)の推薦もあり、中野渡は半沢に帝国航空の再建を託した。
前作最終回の頭取室、半沢が中野渡から出向を命じられた“まさかのラストシーン”も彷彿。インターネット上には「栄転おめでとう。半沢が頭取室に入ってきた時、前作の最後を思い出して胸がザワザワした」などの書き込みもあった。