上地雄輔 “絶望”から救ってくれた母からの手紙 黒柳徹子も感動「相当グッときました」
2020年08月11日 14:03
芸能
「僕が小さいころに大変だったこととか、生活で苦労したこととかも、たくさん書いてあったんです」。手紙の最後には、母が苦労の末に思った金言が記されていたという。「『降り止まない雨はない。出口のないトンネルはない。今が最低だと思ったら、それ以上、最低はない』という3つを信じて、ここまで頑張ってきたんだ」。引退し、マネジャーになろうとも考えていた上地は、この言葉に励まされて「頑張ってみよう。あきらめるのは早いな」と決意。手術を受けてリハビリに励み、次の夏の大会で復帰できたという。
愛情深い母の言葉に、司会の黒柳徹子(86)も「私もこの年になるまで、いろんな人からいろんなことを聞いて、忘れちゃったりしたけど、今のあなたのことを聞いて相当グッときました」と感動していた。
チームは準決勝で敗れ、甲子園出場は果たせなかった。上地は大学へは進まず、以前から興味があった芸能界に入った。「悔しいというよりほっとした。勝ってたら、この場所にいないと思う。絶対に野球をやってました」と、半生を振り返っていた。