芳根京子「被爆したピアノの存在を知ってほしい」

2020年08月12日 13:18

芸能

芳根京子「被爆したピアノの存在を知ってほしい」
NHK・BSプレミアムのドキュメンタリードラマ「Akiko’s Piano 被爆したピアノが奏でる和音(おと)」で河本明子さんを演じる芳根京子(C)NHK Photo By スポニチ
 女優の芳根京子(23)が主演するNHK・BSプレミアムのドキュメンタリードラマ「Akiko’s Piano 被爆したピアノが奏でる和音(おと)」(15日後6・00)が完成した。
 実話に基づくドラマで、1945年に原爆が投下された広島で奇跡的に残ったピアノの持ち主の物語。芳根は「被爆したピアノの存在や、被爆して19歳で亡くなった河本明子さんという女性の存在をとにかく知ってほしいと思います」と話した。

 河本明子さんが愛用していたピアノは2005年に修復され、今月5、6日の広島交響楽団のコンサートで使用された。使用された楽曲は、世界的作曲家の藤倉大氏が手掛けたピアノ協奏曲第4番「Akiko’s Piano」。番組では、ドラマとともに、この演奏の様子も放送される。

 芳根は「どんどん知らない人が増えていく中で、こうして作品に残せること、そして、こういう作品に参加させてもらえることは、自分の人生においても、すごくありがたいことだと思います」と語った。
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