渡哲也さん、よみがえる勇姿 “大門スーパーカー”ファンの前に登場の可能性も!
2020年08月17日 05:30
芸能
石原プロをよく知る芸能関係者は「石原プロ解散後も管理会社が車を保管することが決まった」と明言。「保管状態も良く、ファンの声によってはCMや展覧会などに登場の可能性がある。渡さんが亡くなっても大門の姿を皆さんがしのぶことができる機会はありそうだ」と語った。石原プロが手配した倉庫に現在、西部警察で大門が乗った改造フェアレディーZやスカイラインなどの車両が保管されており、関係者は「石原プロの車両部がメンテナンスを行っているため、いつでも出動可能な状態」と話している。
石原プロは来年1月16日に58年の幕を下ろすことを先月17日に発表し、多くのファンから惜しむ声が上がっていた。今後、音楽・映像版権などの管理は子会社の石原音楽出版、遺品などの維持管理は年内設立の「一般社団法人ISHIHARA」が担う。車両は残された会社が管理していくという。
西部警察は1979年10月から84年10月まで5年間放送。豪快な爆破シーンが名物で、破壊した車は1話平均20台で4680台。使用された火薬の量は4・8トンにも上る。
現在も保管されているフェアレディーZのガルウイングは大門専用車で最高時速250キロの設定。石原裕次郎さんが所有したガルウイングのメルセデス300SLがモチーフとの説があるが、当時の技術者は「あのころのフェアレディーZはTバールーフだったのでガルウイングにしやすい造りだった」と語っていた。スカイラインは大門軍団が乗降し、劇中で最強を誇ったRS―1はテールから火を噴いて急加速し犯人を追い詰めた。男らしさの象徴として人気だった渡さん。その功績をかみしめる機会は今後もありそうだ。