藤井2冠、初めての団体戦でV!渡辺王将をまた撃破、Tシャツ姿に「高校生らしくてカワイイ」
2020年08月23日 05:30
芸能
渡辺は「格下に徹して伸び伸び戦いたい」と腰を低くして抱負。藤井に棋聖を明け渡した後、名人を奪取し再び3冠として臨んだが、棋聖に王位までプラスして2冠となった藤井に再び屈した。
続く第5局を永瀬が制し、チーム永瀬は5勝0敗のストレートで優勝。賞金1000万円を獲得した。
史上最年少の2冠となって中1日の登場となった藤井はインタビューで「団体戦は棋士になって初めて。チームの方の将棋を応援するのもいい経験になりました」と笑顔。賞金の使い道については「パソコンのパーツを集めたい」と語った。
藤井はエンディングにチーム3人の顔がプリントされた黒のTシャツで登場。Tシャツ姿は準決勝に続き2度目の披露。最近は和服も板についてきただけに、ネット上ではファンから「高校生らしくてカワイイ」「新鮮」などの声が上がっていた。
3人並んで会場入りしたりチームで作戦を話し合ったりと、藤井にとっては棋聖、王位と続いたタイトル戦とは違う雰囲気の大会。藤井は時折少年のような笑顔を見せるなど、楽しんだ様子だった。
▽第3回AbemaTVトーナメント 第1、2回は個人戦で、今回は1チーム3人の団体戦。番組側が選んだ棋士12人をリーダーとし、それぞれがドラフト会議形式で2人を指名してチームを結成。持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒加算されるフィッシャールールを採用。決勝トーナメントは9本勝負で、5本先取すれば勝ちとなる。