佐藤仁美、不遇から豪快キャラでブレーク 殻を破った「うるせえ!」の一言

2020年08月25日 13:50

芸能

佐藤仁美、不遇から豪快キャラでブレーク 殻を破った「うるせえ!」の一言
女優の佐藤仁美 Photo By スポニチ
 女優・佐藤仁美(40)が25日放送のテレ日朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演し、タレントとしての殻を破った自らの一言を振り返った。
 佐藤は95年の「ホリプロスカウトキャラバン」でグランプリを受賞。華々しく芸能界デビューを果たし、「こんなにいっぱい出られるんだ。芸能界って意外に簡単だ」と鼻高々だった時期もあったという。

 一方で、学校の同級生はともさかりえ、山口紗弥加、堂本剛らスターぞろい。「主演ドラマにばかり出てるような子たちばっかりで、学校に来ないんですよ。私は毎日、ちゃんと学校に行ってました」と劣等感も明かした。

 人生の再出発を逆算し、20歳すぎで「5年たったらやめよう」とスタッフに相談したところ、「もうちょっと頑張ってみれば?」のアドバイスで活動を続けた。「26歳になってて、『待って?今から1から勉強して、違う仕事…あ、無理だ』と思って、この仕事をやっていこうと」と覚悟を決めたという。

 ところが、その後は「何かやらかしたかな?というくらい仕事がなかった」という不遇の時期が訪れる。「『女優をやらなきゃ』という気持ちがすごく強くあった」という決まり事を破り、30歳を超えたあたりからバラエティー番組にも積極的に出演した。「仕事がないより、バラエティーでも嫌われてもいいやと思って、バラエティーで『うるせえ!』って言ってみたら、みんな笑ってくれて。言っていいんだと。『うるせえ!』とか『ふざけるな!』とか言っていいんだと」。豪快な個性が開花したきっかけを、懐かしそうに振り返っていた。
【楽天】オススメアイテム