古市憲寿氏 コロナ感染での名前公表に「ちょっと行き過ぎてるのかなと思う」「本来は個人情報」
2020年08月27日 10:06
芸能
作家で元NHKアナウンサーの下重暁子氏(74)は「もし私がなったら公表したくない、気分的には」と前置きし、「でも、芸能人の人なんかは影響が大きいわけですから、あの人もなったの、あの人もなったのって(なれば)、大したことないって感じにもなる。ですから、(コロナ)差別の問題が大きくて、地方に行きますと、あの人がなった、あのうちがなったって大変なんです。そういうことを考えると、芸能人の人たちは犠牲というと申し訳ないですけど、そういう人たちがみんななってるって、私もなるんだ、みんななるんだっていうふうに、考える、そういう病気なんだ!と考えるだけでも、公表したほうがいいと思う」と意見を述べた。
一方、古市氏は「言わざるを得ない空気がある。直近で仕事がない有名人の方も発表されることが多いと思う。それがそれは必要なのか?と、疑問に思ってしまう」と指摘。「本来は健康情報って個人情報で、極めてプライベートな情報で、個人情報の基本は自分がどんな情報を出すか、出さないか、公表するか、しないかをあくまでも自己判断でないといけない」としたうえで「にもかかわらず、今、健康情報を、さも何か、出せみたいな圧力があるというのは、芸能人、一般人に限らず、ちょっと行き過ぎてるのかなと思う」と主張した。