内海桂子さん、常に時代の先端取り入れ…87歳からツイッター、フォロワーは49万人に

2020年08月28日 06:30

芸能

内海桂子さん、常に時代の先端取り入れ…87歳からツイッター、フォロワーは49万人に
内海桂子さん Photo By スポニチ
 女流漫才コンビ「桂子・好江」で人気を博し、アラ百の現役最年長芸人として活躍した漫才協会名誉会長の内海桂子(うつみ・けいこ、本名安藤良子=あんどう・よしこ)さんが22日午後11時39分、都内の病院で多臓器不全のため死去した。97歳。
 常に時代の先端を取り入れる気質を象徴するのが、2010年に87歳で始めたツイッターだ。1日1回のペースで更新。桂子師匠の口述を成田さんがツイート。毎日びっしり140字つづる内容は、日常の話題から時事問題まで幅広かった。

 東京五輪の早朝開催を「放映権料を多く払う国の時間に合わせるというなら東京が大金を使って開催するのはとてもお人よし」と指摘するなど漫才そのままの痛烈な物言いも。どれも正論で自分なりの提言を織り交ぜるつぶやきが多く、桂子師匠の漫才を知らない20代の若者からも幅広く支持を集め、10年間でフォロワー数は49万人にまで伸びた。

 特に注目されたのは二・二六事件や第2次世界大戦の東京大空襲を実体験として振り返るもの。昔の話を投稿すると「いいね!」の数が3万~4万を記録した。

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