「エール」戦争1カ月描く“戦時歌謡の旗手”裕一も戦地へ 土屋CP「しっかり向き合って丁寧に」
2020年09月01日 08:20
芸能
再開初週となる第14週(9月14~18日)は「弟子がやって来た!」。裕一に弟子入りを願い出る青年・五郎(ハナコ・岡部大)と文学の新人賞を受賞し上京した音の妹・梅(森七菜)がストーリーの中心になる。
そして、第15週「先生のうた」は世の中に戦時色が漂い始める中、作曲した「露営の歌」が大ヒットとなった裕一が図らずも“戦時歌謡の旗手”として注目される。陸軍に勤める吟(松井玲奈)の夫・智彦(奥野瑛太)からも作曲を依頼され、詞を鉄男(中村蒼)、歌を久志(山崎育三郎)が担当。“福島三羽ガラス”がついに始動し…という展開。
第16週(9月28日~10月2日)は太平洋戦争が始まり、第18週(10月12~16日)は裕一が音楽慰問として戦地に赴く。
第19週(10月19~23日)から「戦後編」に入るため、「戦争(戦中)編」は1カ月に及ぶ。土屋CPは「しっかり戦争に向き合って丁寧に描くことで、より戦後の平和の尊さが見えてくる。戦争の部分はちゃんと描こうと最初から考えていました」と説明した。
近年の作品だと、13年後期「ごちそうさん」、14年前期「花子とアン」、14年後期「マッサン」、16年前期「とと姉ちゃん」、16年後期「べっぴんさん」、17年後期「わろてんか」、18年後期「まんぷく」がドラマで描かれた時代に第2次世界大戦を含んでいるが、主人公と戦争の関わりは「エール」が最も色濃くなりそうだ。