「半沢直樹」6日は出演者登場し異例の生放送 コロナ影響で第8話1週延期 ロケ場所確保できず
2020年09月02日 05:30
芸能
広報部によると、制作に関わる社外スタッフの1人が8月中旬にコロナの感染が確認された。このため撮影が3日間ストップ。濃厚接触者はいなかったが、接触した疑いがあるキャストやスタッフがPCR検査を受け、全員が陰性だった。また、予定していたロケ場所が借りられなくなるケースも相次いでいるほか、消毒や感染防止策をより強化したこともあり、撮影に大幅な遅れが出たという。
今作は当初、4月期での放送を予定していた。2月にクランクインしたものの、コロナの感染拡大で4、5月に撮影が中断。6月に撮影が再開されたが、放送は7月期にズレ込んだ。再びコロナによって影響が出た形だ。
6日の代替番組は、出演者による1時間の生放送。ドラマの放送期間中に生放送番組をオンエアするのは極めて異例だ。関係者は「急きょ決まったため、内容や出演者は未定」としている。
13年の前作に続いて大きなヒットとなっている今作。ここまで放送された7話全てで平均世帯視聴率が22%以上を記録。第5話では25・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、令和に放送された全ドラマで1位となっている。あらゆる敵に倍返ししてきた半沢がコロナという難敵にも立ち向かっていくことになる。